「豆乳」は、低カロリーで栄養をバランス良く含んでおり、特に大豆に含まれる女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが手軽に摂れるのが魅力です。
しかし、豆乳にはそれ以外にも美肌効果やダイエット効果が期待できるようですが、ここでは豆乳と乳酸菌の便秘解消効果について解説します。
豆乳に含まれている成分の中でも便秘に有効なのは、オリゴ糖とマグネシウムが挙げられます。
オリゴ糖には大腸の善玉菌のエサとなって活性化させる働きがありますので、腸内環境を改善して便秘の解消に役立ちます。
また、マグネシウムには水分を吸着する働きがありますので、便を柔らかくすると同時に、便のカサを増して大腸に刺激を与えて、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促す効果があります。
その他、豆乳に含まれている成分と、その役割を紹介しておきます。
また、体脂肪の燃焼を促進し、体脂肪の蓄積を抑える効果があります。
また、ホルモンの分泌を盛んにして若返り効果も期待できます。
便通がよくなることで、美肌、ダイエット効果が期待できます。
なお、大豆には便秘の解消に有効とされている食物繊維が100g中に6.8gと豊富に含まれていますが、豆乳になってしまうと100g中にわずか0.2gしか含まれていません。
つまり、食物繊維のほとんどが豆乳の搾りかすのオカラに含まれていると言う事なのです。
ただ、最近ではこのオカラに含まれている食物繊維を豆乳に配合させている商品も販売されているようですから、便秘解消目的ならばそう言った商品を選ぶのが良いでしょう。
ここまで、豆乳の便秘解消効果についてお話してきましたが、結局豆乳と乳酸菌ではとっちが便秘に効くのか?という疑問が解消されていませんよね。
では、豆乳と乳酸菌ではどちらが便秘に効くのでしょうか?
これには明確に答える事はできませんが、直接大腸に働くのは「豆乳」です。
そもそも、乳酸菌と豆乳に含まれているオリゴ糖やマグネシウムは働く場所が違います。
乳酸菌は主に小腸で善玉菌として働き、オリゴ糖やマグネシウムは主に大腸で働きますから、便秘解消に直接働きかけるのは、「豆乳」と言う事になります。
しかし、食べたものが便として大腸にたどり着くまでに、6メートル以上もあると言われている小腸を必ず通らなければなりません。
と言う事は、いくら大腸の環境を良くしても、その手前にある小腸の環境が悪ければ、小腸の悪玉菌が大腸にも影響を及ぼし、結果的には腸内環境の悪化を招くことになります。
ですから、豆乳と乳酸菌はどちらが便秘に効くと言うのではなく、どちらもバランスよく摂取して、腸全体の環境を整えることが便秘の解消には一番効果的と言えるのではないでしょうか。
豆乳は便秘解消以外にも栄養豊富な成分を含み、美と健康の維持に効果的な飲み物ですから積極的に摂って頂くと同時に、日頃から漬物やヨーグルトなどの乳酸器を多く含む食品を摂る事で、便秘になりにくい体質に改善されます。
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